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フリーザトーン・今日のつぶやき(91)~(100)をまとめました! [音楽]

フリーザトーン・今日のつぶやき(91)~(100)をまとめました!

(91) 時々、秋葉原でマッチングされた真空管を買えば、そのまま使えますか?と聞かれます。確かに使用する事は出来ると思いますが、正しくマッチングが取れているかどうかはわかりません。なぜならテストする条件が実際に使用するアンプとは異なるからです。

(92) 真空管を正確に簡単に合わせる事が出来るマッチング方法は、同じ値でマッチングが取られた真空管のセットを余分に購入し、使用するアンプに差し込み、電流値等を測定し正しくマッチングが取れた物を選定していく方法です。
私が良く使用するのはグルーブチューブですが、数セット同じグレードの物を購入します。その中から、アンプに応じて適正にマッチングが取れる真空管を選び使用します。

(93) 真空管は十分に暖まってからでないと、仕様通りの動作をしません。壊れる事はありませんが、少なくとも5分から10分は電源を入れて暖めてから音を出す事をお薦めいたします。

(94) 真空管を新品に交換する際は、真空管をある意味、活性化させる必要があります。私の場合、バイアス調整をした後、アンプのスタンバイをオンにし、音が出ない状態で少なくとも通算8時間は通電します。その後スタンバイをオンにし、アンプからサーというノイズが出ている状態で、何回かに分け、合計8時間は様子を見ます。この間に真空管の初期不良があれば、発見出来る可能性が高くなります。

(95) ギターアンプがマルチチャンネルの場合、チャンネルによって位相が異なる場合があります。バンド全体で音を出した時、音の抜けが悪いチャンネルがある場合は、位相が逆相になっている、もしくは、アンプに入力するレベルが大きすぎるという事が考えられます。

(96) マルチチャンネルアンプの位相問題を解決するには、逆相になるチャンネルを使用しない事が一番です。自分で分からない場合は、メーカーや代理店に問い合わせれば、どのチャンネルが逆相になっているのか分かると思います。
どうしても全てのチャンネルを使用したい場合は、逆相になるエフェクターを併用します。例えば古い設計をベースにしたコンプレッサーや、トランジスター/FET1石タイプのブースターは逆相で出力されますので一緒に使用すると正相で出力されます。

(97) エフェクターやアンプなど内部の配線は信号ラインのホット側に重点が置かれがちですが、信号や電源のリターン側であるグランド側の配線方法によって音質や性能が変わります。電気は行きと帰りのループが出来て初めて電気が流れますのでグランド側も重要です。

(98) エフェクターの接続方法にはシリーズ(直列)と並列(パラレル)があります。エフェクターのインとアウトを順に接続するのが、シリーズ接続です。ミキサーなどを使って原音に対しディレイ音をミックスする接続は、パラレル接続です。デジタル機器は、アナログ信号を、一旦、デジタルに変換し、再度アナログに戻します。この変換時に発生する信号クオリティの変化を防ぐためにパラレル接続が、多く使用されます。

(99) スピーカーからの出ている音と、マイクをスピーカーに近づけ拾った音が大きく違うのは、どうしてでしょう?人間の耳は反射音を含めた音を聞いています。スピーカーに極端に耳を近づけて音を聞いてみましょう。マイクが拾う音に近い音を聞く事ができます。

(100) 機材をチェックする際、出音をスピーカー正面でなく斜めの角度で聞いていると、高音域が柔らかく聞こえます。結果的にマイクで拾った音は、聞いている音と事なってしまいます。スピーカーの向きに対して正面で出音を確認する事をお薦めいたします。

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