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フリーザトーン・今日のつぶやき(21)~(30)をまとめました。 [音楽]

フリーザトーン・今日のつぶやき(21)~(30)をまとめました。

(21)今日は技術的な内容ではなく、アメリカの超ビックなバンドの仕事を数多く手がけているテックの方から言われて学んだ事。
ミュージシャンに話しかけるとき、彼が今どういう状態か、よく観察しなければならない。彼がリラックスしているように見えても、話しかけて良い場合と悪い場合がある。それが分かるようになって初めてプロフェッショナルな仕事をしていると言える。

(22)ビンテージアンプなど長期間使用されたアンプで、スピーカーユニットのプラスとマイナスの接続に圧着端子が使われている時、圧着端子に弛みがあり、簡単に抜き差しできてしまう場合があります。ペンチなどを使って少し端子をつぶし、しっかりと接続します。

(23)ワウをペダルボードに止める時は、ゴム足とネジを外し、代わりに同じピッチの皿ねじで裏ぶたを留めます。皿ネジの頭がほんの少し出ますが、マジックテープはある程度厚みがありますので、この状態でマジックテープを貼りボードに止める事が出来ます。

(24)マルチチャンネルのギターアンプを使用する場合、チャンネルによって位相が逆相の場合がありますので注意が必要です。
チャンネルごとの位相を確認するには、マイクで各チャンネルの音を同じフレーズで録音し、基本にしているチャンネルの音に他のチャンネルの音をミックスしてみます。中低音の音量が上がった場合は位相があっていますが、逆に下がった場合は逆相です。

(25)アンプのセンド・リターン機能を使いエフェクターを接続する際、接続するケーブルがアンプの電源トランスの近くを通るとハムを拾う可能性があります。アンプへのインプットを抜いてもハム音が残る場合は、ケーブルの引き回しをチェックしてみます。

(26)市販されているアンプの中には、キャビネットの内側にシールドの役割をするアルミ板やネットが貼っていないものがあります。これらのアンプはハムノイズを拾い易いのでシールド板を貼る事でノイズを減らす事が出来ます。

(27)コンボアンプやキャビネットの底にはゴム足が付いている物が多くあります。アンプやキャビネットはかなり重いため、移動する時に引きずるとゴム足が欠けてしまいます。向きを変える時でも引きずらず持ち上げて行うとゴム足が長持ちします。

(28)真空管アンプにファンを取り付け真空管を冷やす場合、風を直接真空管に当てると真空管が冷えすぎてしまう場合があり、音質が低下する可能性があります。アンプ内に熱気がこもらないように、風の流れが出来るようにファンを配置します。

rack support.jpg
(29)ラックマウントする際、奥行きのある重いユニットは、写真のように金具を使って上下から挟むように固定すると運搬中のダメージを防ぐ事が出来ます。

(30)今日は、ある方から聞いたFender Custom Shopのマスタービルダー(MB)とミュージシャン(M)の会話。
M「ビンテージギターはどうしてあんなに良い音がするんだろう。ビルダーの腕が違うのだろうか?材木の質が違うのだろうか?」
MB「ビルダーの腕は当時より向上していると思うよ。でも現在まで残っているビンテージギターというのは、それこそ何十万本、何百万本の中から生き残って来たギターだ。良いギターはどんどん弾かれるし大事にされる。弱いギターはネックが折れたりして使われなくなるし破棄された物も多い。ある意味自然淘汰され良いギターが生き残っていると考えている。だから新しいギターの中でも素晴らしいギターは沢山存在するんだ。出会えていないだけかもしれない。」






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