SUGIZOさんの最新システム(1) [楽器機材]
少し前の話になりますが、10月22日にさいたまスーパーアリーナでLUNA SEAのライブが行われました。SUGIZOさんから今年の夏、このライブのためのギターシステムの相談があり、システム設計の段階から仕事をさせていただきました。複雑になりすぎず可能な限りシンプルにした上で最高の音質を得る、という事を目指しています。もっとプレイの表現が伝わるように、前に出る音が欲しいというSUGIZOさんの願いを実現しようと、サウンドテックの方やローディーの方と打ち合わせして、プランニングしていきました。SUGIZOさんのサウンドは本当に多彩です。これらを強力な他のメンバーのサウンドに負けないように構築していかなくてはなりません。
今回採用されたのが3アンプ・システムです。詳細は次回のシステム全体の機材紹介でご紹介いたします。システム構築するのに、必要になったのが今回ご紹介するアウトプットセレクターです。一番基本となるドライサウンドを2系統に分ける役割をします。フロントパネルには、マスターレベル調整と、各出力のon/off機能とリモートコントロールの切り替えスイッチが付いています。
リアパネルには、各出力のグランドリフトスイッチ、B-OUT側には位相切り替えスイッチが装備されています。
このセレクターの信号ラインはバランスで扱えるように設計されています。また、非常に重要なポイントですが、3台のアンプが全て接地できるように設計します。通常アンプ3台の電源ケーブル(3pinタイプ)のグランドを繋いで同時に使用すると、ほぼ十中八九、ハムノイズが発生します。しかし、各アンプの電位差を無くし、安定した状態にする為には、3台ともグランドを落としてアンプのシャーシの電位が同じになるようにしなければなりません。
今回のSUGIZOさんのシステムは、アンプでしっかりグランドが接地できるように設計しました。
次回は、さいたまスーパーアリーナで撮影させていただいた写真をご紹介したいと思います。
つづく
今回採用されたのが3アンプ・システムです。詳細は次回のシステム全体の機材紹介でご紹介いたします。システム構築するのに、必要になったのが今回ご紹介するアウトプットセレクターです。一番基本となるドライサウンドを2系統に分ける役割をします。フロントパネルには、マスターレベル調整と、各出力のon/off機能とリモートコントロールの切り替えスイッチが付いています。
リアパネルには、各出力のグランドリフトスイッチ、B-OUT側には位相切り替えスイッチが装備されています。
このセレクターの信号ラインはバランスで扱えるように設計されています。また、非常に重要なポイントですが、3台のアンプが全て接地できるように設計します。通常アンプ3台の電源ケーブル(3pinタイプ)のグランドを繋いで同時に使用すると、ほぼ十中八九、ハムノイズが発生します。しかし、各アンプの電位差を無くし、安定した状態にする為には、3台ともグランドを落としてアンプのシャーシの電位が同じになるようにしなければなりません。
今回のSUGIZOさんのシステムは、アンプでしっかりグランドが接地できるように設計しました。
次回は、さいたまスーパーアリーナで撮影させていただいた写真をご紹介したいと思います。
つづく
これが前に作っていたアンプミキサーですね。早く続きが見たいです☆
by お名前(必須) (2011-11-06 22:05)