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Steve Lukatherさんの特注品~再会の前日 [音楽]

今週は本当に忙しい一週間でした。
3/17、18は、もう一人のフリーザトーン技術者・齋藤さんと一緒に大阪出張。Steve Lukatherさんから特別に注文されたAnadime Chorus(ADC-3)Velvet Comp(VLC-1)、P203パッチケーブルを届けに行ってきました。
前回、Lukeさんに会ったのが3月3日。今回の大阪公演に間に合わすために、今回は根性で仕上げました。もう睡眠を削るしかないわけです。今回のLukeさんの注文は、このような内容でした。
「ダイナミックな(ささやくような音量からビッグなサウンドまで)プレイスタイルだからエフェクターを切り替えた時のほんの少しのスイッチングノイズでも気になってしまう。サウンドクオリティーを落とさず、スイッチングノイズが出ないようにして欲しい。君なら出来るだろう?」
できるだろう?と言われたからには、根性でやるしかないでしょう(笑)!

齋藤さんと手分けしてスイッチングノイズ対策を実施。齋藤さんはAnadime Chorusを設計したので、Anadime Chorusを今回も担当。私はVelvet Compを設計したのでVelvet Compを担当。

その後、Lukeさんから再度メールが来ました。その文章中にも君ならできるはずだ!と再度言われ、うわプレッシャー!と思いながらも、結構うれしくて時間を見つけては実験の繰り返し。スイッチングノイズを減らす方法は、いくつかあるので減らすことはすぐ出来るのですが音質を落としてしまっては、きっとすぐに却下されてしまいます。A/Bテストすればすぐにわかることです。これはハードル高いなぁと思いながら実験を進めました。

完成したのは出張前日、3/16の夜23時頃。何とか間に合った!いつも実験で使っているFender Deluxe Reverbのボリュームをフルにしてもスイッチングノイズが気にならなくなるまで、追い込めました。明日、疲れた顔は見せたくなかったので、興奮気味の頭を静めるために、少しお酒の力を借りて熟睡。翌日はすっきりと起きて出発しました。

当日の話はまた後日したいと思います。
つづく


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Jimmy

素敵です. PFX-2のファンだったから, いつか Free the tone 製作の PFX-2 を使って見たいです. Luke 先生の音も大変良いですね. 羨ましいです!
by Jimmy (2010-04-13 22:16) 

林 幸宏

Jimmyさんへ

コメントありがとうございます。
まったく自分のブログをチェックする時間がなくて返事が遅くなってしまい、失礼いたしました。これからは少しづつ書いていく予定ですので、またチェックしに来て下さい。
PFX-2愛用ありがとうございます!
世界一流のミュージシャンに認めてもらえるというのは本当に光栄です。これからもがんばります!
by 林 幸宏 (2010-07-11 22:21) 

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